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227号 感話:わたくしたちは みんな なかよくいたします [ 令和5年11月2日 ]

温かな11月スタート

227号 感話:わたくしたちは みんな なかよくいたします  全国各地で夏日になったと報じています。温かいを超えていますね。
 紅葉の季節です。と書き出してこの周辺はどんなだろうと、スマホを持って歩いてきました。この日は温かで澄んだ青空、こんな秋を待っていたんだと思えるようないい天気です。土手にあがって東山を望むと、ああこの景色が好きとスマホで写真を撮りました。
 夏の猛暑の影響なのでしょうか、まだ黄葉も紅葉も進んでいません。セイタカアワダチソウがあちらこちらに群生していてこれはたくさんの黄色でした。一時(いつとき)外来種でその繁殖力の強さが社会問題化していたことがありましたが、最近ニュースとしては聞きません。秋の草花はあまり華やかさがないからでしょうか、名前を知らない花がたくさん咲いていました。槙野万太郎の「雑草という名の草はない」のことばに感動を覚えた割には、境内に生えている草花はみんな雑草としてみているんだなと恥ずかしくも思いました。


門徒会処(庫裏座敷)に椅子とテーブル

227号 感話:わたくしたちは みんな なかよくいたします 畳の和室には座布団と座卓テーブルが一般的ですが、近年椅子を使う生活が一般的になっています。私たちの地域では「ねまる」というコトバがありました。今はあまり聞きませんし、若い世代では「なんのこと?」と聞き返されそうです。座ることです。私は腰痛持ちで起床直後は腰が伸びません。朝の洗面、ひげそりを済ませて最初の仕事は読経です。このとき正座して意識して背筋を伸ばします。これでようやくシャンとします(それでも元来猫背できっとセボンコになっていますね)。そうは言っても座ることは、正座でなくとも膝に負担がかかります。お御堂での参拝も椅子を利用しています。
 このたび門徒会処に椅子とテーブルを入れました。写真にあるように12席用の広さになっています。どうぞゆっくりとお茶をあがっていただきたいと思います。僧侶がお内陣でお勤めするときは正座が定番でしたが、腰掛け型のスタイルが少しずつ増えています。お坊さんはきちんと正座ができて一人前と思ってきました。私もいつまでできるでしょうか。前住職は75歳過ぎから正座ができなくなっていました。


感話 わたくしたちは みんな なかよくいたします

227号 感話:わたくしたちは みんな なかよくいたします  ロシアのウクライナ侵攻に解決の糸口が見い出せない中で、加えて今度は、イスラエルとパレスチナガザ地区を巡る戦闘が激化しています。毎日繰り返し報道されるニュースでイスラエルの建国やそれ以降繰り返されてきた戦争の歴史、ガザ地区といわれる地域が置かれている政治的不安定さなどが解説されています。根深い憎悪が背景にあり、和平への道が容易でないことも理解できます。それでもなお「どうしてお互いが殺し合うのか」、「一般人の住宅や医療施設までも破壊するのか」、「人間の叡知を集めても本当に解決しない問題なのか」と大きなため息がもれてしまいます。



227号 感話:わたくしたちは みんな なかよくいたします  感話の標題は、本願寺派保育連盟加盟園で園児とともに唱和する「4つのおやくそく」の4番目です。みんなが「なかよくしたい」と思っていても、ケンカはおこります。私たちは「ケンカしない子どもたちを育てよう」としているわけではありません。むしろ「ケンカすることもあるんだね。一緒に遊ぼうと思っていても自分のしたいことと違うとケンカになってしまうこともあるんだね」「遊ぼと誘っても、一人の方がいいと思うお友達もいるんだよね」と幼児期に体験することが大切です。


 大人でも仲良くなれない人はいます。どうしても馬が合わないと感じる人もいます。それを無理やり仲良くする必要もありません。しなければいけないことでもありません。でも相手を排除しないこと、相手の人格を否定しないことはできます。「みんなちがって みんないい」と子どもたちにもいっていますが、近年は多様性の認識が確実に広がっていて、自分の考え方の狭さにハッとさせられることがあります。
 阿弥陀さまの願いは一つひとつのいのちが輝くことです。そのためには互いにいのちを敬うことです。こんな話を聞きました:「敬う」というと今の若い世代には通じませんよ。「敬う」は地位の上の人を「忖度する」意味合いで使われています。お互いを尊重するという場合は「リスペクト」というそうです。
 今、イスラエルのガザ侵攻を留まらせている要因は、世界中で叫ばれている「非人道的攻撃への非難の声」と言われています。いや、何よりもいのちへの「リスペクト」だと思います。立場の違いを超え、互いに相手をリスペクトする基本を取り戻してほしいと願います。合掌


<お知らせとお願い>  今年も「こんな食料品をお持ちください」を実施します

227号 感話:わたくしたちは みんな なかよくいたします  11月18日(土)~26日(日) 時間帯:午前8時~午後5時
 託念寺本堂に「食料品支援コーナー」を設置します
 提供いただいた食材は「フードバンクながおか」へお届けいたします。 ご協力をお願いいたします。


こんな食料品をお持ちください
*未開封品
*賞味期限まで1ヶ月以上
*お米(令和4年産以降のもの)
*常温保管が可能なもの
 麺類・缶詰・レトルト食品・
 飲料・菓子・野菜等 


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