浄土真宗本願寺派 託念寺のホームページ

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165号 感話:世のなか安穏(あんのん)なれ 仏法ひろまれ [ 平成30年9月2日 ]

暑い夏 ご参詣御礼

イメージ:暑い夏 ご参詣御礼  今年の夏はとにかく暑かったです。長岡では7月8日からほぼ1ヶ月間雨なしでした。梅雨の時期に一体どれほどの雨が降ったのでしょう。その一方で7月上旬の西日本豪雨があり、異例な進路をたどった台風12号、2つが併走した台風19号20号など各地に多くの被害を引き起こしました。
 こんな中、わたしどもの寺では、盂蘭盆会(盆参)、恵以真会主催の暁天法座と夏の盆踊り大会そしてお墓参りと、大勢の方々にお参りいただきました。ありがとうございました


本願寺助けあい募金

イメージ:本願寺助けあい募金 「平成30年7月豪雨義援金」のご報告と御礼
期間:8月1日〜15日
義援金額:43,413円

 先月号でご協力をお願いした「平成30年7月豪雨義援金」はお陰さまで43,413円のご浄財が寄せられました。被害の大きさからすれば僅かの額ですが、皆様方お一人おひとりのお気持ちが伝われば復興への力となるのではないでしょうか。義援金募金はまだ継続いたしますが、遅くならないほうがいいと考え、第1回目として本願寺に送りました。皆様のご協力に感謝申し上げます。


写真は、感話で紹介する24kgの入善ジャンボスイカです


もうひとつの義援金活動

イメージ:もうひとつの義援金活動  同様の義援金活動は各所で行われていますが、私どもの当院の活動を紹介します。右の写真は、「慰霊と平和への祈り」(旧称:白菊)と名付けられた長岡空襲犠牲者追悼花火を当院が撮影したものです。まだ夕焼けが残る西山と市街地の家並みを背景にしてうまく撮れていると思います。今年の長岡花火は前後の猛暑を思えば、とびっきりの天気でした。心地よい風が吹き、空気は澄んでいました。この写真に「長岡の花火」で知られる画家山下清の言葉が添えられています。当院の活動とは、これを絵はがきにして1枚200円で買ってもらい義援金にするものです。ご協力をお願いいたします。

みんなが爆弾なんかつくらないで
きれいな花火ばかりをつくっていたら
きっと戦争なんて起きなかったんだな

山下清 「長岡の花火」 昭和25年より


感話 世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ

イメージ:感話 世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ  8月1日の盆参が終わった頃、大きな荷物が宅配されました。「入善ジャンボスイカ」と箱に大きく書かれていました。持ち上げようとしても力のない私には容易でありません。重さ24kgの独特の形をした入善スイカが俵(たわら)状に縄をかけられて収まっていました。堂々とした貫禄を感じます。本願寺保育連盟でお世話になっている富山の先生が贈ってくださったのでした。どうして食べようかと思案しましたが、できるだけ大勢でジャンボぶりを見て、味わいを楽しめればと思い、保育園園児の前でスイカを切ってもらいました。園児も職員にも行き渡るよう調理の上村さんに上手に切り分けてもらいました。これまた見事でした。美味しさが何倍にもなって広がった夏の楽しい出来事でした。


 標題の「世のなか 安穏なれ」は親鸞聖人750回大遠忌法要のスローガンでした。期間中、京都駅にも「安穏」と書かれた大きなポスターが貼られていました。いつも安穏でいたいのに、争いやケンカがどうして起きるのでしょうか。2月に行われたピョンチャンオリンピックで女子カーリングチームが大活躍をして北海道訛りの「そだねぇ」が大流行しました。人の言葉を素直に聞き肯くことは難しいと普段思っているので、余計さわやかに感じられたのだと思います。
 今年もお盆の時期に孫たちがきて1週間ほど一緒に過ごしました。一番上は小学校6年生ですから夏休みに来るのはこれが最後かもしれません。今年こそは「楽しかった思い出」になるようにと自分に言い聞かせました。1日目はなんとか仲良く過ごしましたが、次第に小言が増えます。そしてついに、ご飯のときビデオをやめないので、「テレビは見ないことと約束したでしょう」と叱り声を発しました。すると「大人は自分たちが見たい番組は見るのに、勝手だよ」と反発します。私が朝の連ドラ「半分青い」だけはどうしても見たくて、これが終わってからご飯にしていることが見抜かれていました。いくら子どものことを思っての小言であってもやはり自分の都合最優先なのです。私たちのケンカは多くの場合自分が正しいと思って主張することから始まっています。「善人ばかりの家庭では 争いが絶えない」という法語がそれを物語っています。「世のなか 安穏なれ」に続いて「仏法ひろまれ」と親鸞さまはおっしゃいました。仏法に照らされて、ようやく自己中心の愚かな心のありように気づかされるのでありました。合掌


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