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210号 感話:身体に向き合う [ 令和4年5月31日 ]

6月です。

210号 感話:身体に向き合う  水田の苗が日ごとにたくましさを増しています。もう田んぼにしっかり根を張っているんだと安心します。世界の穀物事情が不安定になっている今、日本では数少ない自給食糧がお米です。ご飯をいただけることはありがたいです。お米の消費が伸びるといいですね。
 アメリカでの銃乱射事件でまた多くの子どもたちがいのちを奪われました。事件に巻き込まれた子どもたち、その保護者の姿が痛ましく映し出されていました。この状況下で、トランプ前大統領はなお「自分の身を守るのは銃である」と銃の規制強化に反対の主張をしています。「自分の命、子どもの命を守るためには武器が必要」と訴えているのです。悲惨な事件があってもこのような主張をすることに強い違和感を覚えます。ところが日本でも、ロシアのウクライナ侵攻によって「自分の国を守るには武力、軍備が必要だ」という主張が強くなっています。やむを得ないあるいは当然と考えるのでしょうか。どこか間違っていませんか。どうしてこうなるのでしょう。

ウクライナ緊急支援募金の報告と御礼
 第二次として本願寺に皆さまのご懇志をお届けいたしました。
5月30日までの募金額:40,498円
ありがとうございました。なお引き続きお賽銭箱にて支援募金を継続いたします。


日曜法座研修会の御礼

210号 感話:身体に向き合う  恵以真会行事として初めての試みでした。前川地区の老人会でも寺参りを呼びかけてくださり、大勢のお参りがありました。ご講師に鑓水淳さん(浦長永寺様)をお招きしてご法話いただきました。5月8日でしたので花まつりの甘茶かけを用意しました。
 花まつりにちなんで、鑓水さんは、「生まれてすぐに七歩お歩きになって、『天上天下唯我独尊』と宣言されたと伝えられていますが、お釈迦さまといえども、これは事実ではないでしょう。また誰も事実であるとは思っていないでしょう。ならば、どうしてこのように語り継がれているのでしょう。このことばには『真実』があるからですね」とおっしゃいました。大いに頷かせていただきました。必ずしもすべてが現実にあったことではないのに、そこに「真実」が語られるのはまさにお経の世界です。


元上組「れんけん」のお誘い

210号 感話:身体に向き合う  今年度からリニューアルした「れんけん」が始まります。仏教思想や浄土真宗のみ教えを初歩から学んでみたい方にお勧めです。お誘いのチラシは、消しゴムはんこ作家でもある極楽寺ご住職麻田弘潤さんが作成くださいました;
  災害・コロナ・戦争。私たちの生きる世界は私たちの意思を超えて一瞬で何もかも変わり、また、価値観も変わっていきます。
 そんな社会に生きる私たちは、たくさんの悩みや想いをかかえています。”どのように生きたら”このようなことを感じたことがある方は、ぜひ「れんけん」にご参加ください。   
  お申し込みは託念寺住職まで


託念寺ホームページ -QRコードからお入りください-

210号 感話:身体に向き合う  今の時代何でもスマホ(スマートホン)で知ることが出来ます。天気予報や最新ニュースでも。漢字が思い出せないとき、言葉の意味を調べたいとき、すぐにスマホを頼ります。それも音声で話しかければ情報を提供してくれるのです。便利な時代です。スマホにQRコードリーダという機能がついています。右のQRコードを写真を撮るように読み込むと託念寺ホームページが開けます。上記の「れんけん」情報もホームページを開いていただくと、申し込み方法や今年度の開催日程などもう少し詳しく知ることができます。試してみてください。


感話 身体と向き合う

 一年に一度の健康診断。4月に受診しました。1ヶ月後に結果報告書が届けられました。少しドキドキしますね。さまざまな検査項目に検査結果と判定がついています。今年は初めて胸部X線に「E」判定がつけられていました。要精密検査です。一昨年まではずっと所見なしでしたが、去年は「B」判定(軽度異常)。そして今年は要精密検査です。右:肺野上 腫瘤様陰影 左:肺野上 線状影 と所見が記載されていました。こうして書き写している今も緊張します。悪い病気の始まりだろうか。
 連れ合いは、精密検査を受ける前に、健診プラザに問い合わせ、胸部X線の画像データを取り寄せる手続きをしてくれました。今日そのデータがCDとして送られてきました。いよいよ受診の準備が整いました。
 私は怖がりで、心配性ですから、お経を読みながら「今のところ痛みはない」とか「呼気がちょっと短くなったかな」などと自己チェックをしています。私のような年齢になれば何かしらの問題点を指摘されるのは驚くことでもないのでしょうが、やはり落ち着きません。来月のてらだよりにこの報告をいたします。
5月の法語カレンダーは「失ったものを数える人あり、与えられたものに感謝する人あり」でした。若さも健康もいつまでも保てるはずはありません。今多くの方々に支えられていることに感謝です。合掌


れんけんの日程・申し込み等

210号 感話:身体に向き合う


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