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178号 感話:ブラタモリの比叡山延暦寺 [ 平成31年10月2日 ]

秋の彼岸会:「白い機関車」上映

178号 感話:ブラタモリの比叡山延暦寺 秋らしい気候になっています。味覚の秋とか食欲の秋といいますが、食べ物が美味しいです。どうぞ秋を満喫してください。
 「どんな映画だったのだろう。」おぼろげな記憶ですが、私はこの映画を小学校低学年のとき前川小学校図書室で見たと思います。前川小学校の子どもたちが総動員されて大きな雪の蒸気機関車が作られました。あの映画はどこに保管されているのだろう。探すすべもなく、ただもう一度見てみたいという気持ちが淡く消えかけていたとき、「米沢市教育委員会にあったよ」とニュースが入りました。折しも前川小学校140周年に当たるこの年です。恵以真会秋の家族礼拝行事と共催して上映が実現しました。16㎜映画で64年の歳月をタイムスリップして往時を偲びました。


178号 感話:ブラタモリの比叡山延暦寺  後日談です。1)前島町の堀井順子さんがご主人(直さん)のアルバムに写真が載っていますと届けてくださいました。日付とタイトルが記された貴重な記録です。ありがとうございました。
2)長岡新聞の取材を受けました。「貴重な文化財発掘です。でもどうして米沢市教育委員会に保管されていたのでしょう。撮影に関係した他の地域でも大きな反響を呼ぶでしょう」。米沢市教育委員会様ありがとうございました。


世界仏教婦人会サンフランシスコ大会に参加して

178号 感話:ブラタモリの比叡山延暦寺  前島町堀井美子さんよりご寄稿いただきました。
 8月30日から5泊7日の日程で主人と参加させていただきました。開会式にはご門主様がご臨席され、アメリカ、カナダ、ハワイそして日本からの600名を含めて1700名が会場を埋め尽くし讃仏偈を唱和しました。
 「念仏に生かされて」をテーマに基調講演と講座、夕食懇親会では10人1テーブルでプレゼント交換や記念写真を撮ったりととても楽しいひと時を過ごしました。翌日の閉会式のあと、懇親会でお隣になった方がおみやげを下さり、4年後日本での世界大会で是非再会しましょうとハグし合いました。とても温かい気持ちになりました。
 ロサンゼルス本願寺別院参拝では当地のご門徒さんによるご接待を受けました。自ら釣ってさばいたマグロの刺身、刺身のつま、わさび、それに白いご飯まで出てきて、まるで日本にいるようでした。日系の方々は私たちよりも日本人らしく、伝統を重んじておられ、おもてなしの精神が脈打っていました。また、全米日系人博物館を訪れ、日系移民の方々が、厳しい人種差別や真珠湾攻撃後の強制収容にも耐え抜いてこられた根底に、こころの拠り所として親鸞聖人のみ教えがあったのだと確信いたしました。
 今回の旅行を通して、「浄土真宗の生活信条」の一節が浮かびました;
 「み仏の光をあおぎ 常にわが身をかえりみて 感謝のうちに励みます」
 生かされていることに気づき、すべて当たり前でなく、ありがとうのこころを持ちながら生かさせてもらおうと思いました。とても有意義な旅行となりました。感謝


感話 ブラタモリの比叡山延暦寺

178号 感話:ブラタモリの比叡山延暦寺  ちょっとした感動でした。NHK土曜7時30分から放映のブラタモリ。2週続けて「母なる山 比叡山」がテーマでした。いくつも興味深い内容があったのですが、中でも常行堂(じょうぎょうどう)でのお念仏は印象に残りました。恵信尼様から親鸞聖人へのお手紙(恵信尼消息)の発見により、聖人が比叡山で修行していた時代に堂僧(どうそう)として不断念仏(一定期間、昼夜間断なく念仏を称えること)を修めておられたことが明らかになりました。タモリさんと林田アナは普段は入ることが禁止されている常行堂での修行を体験します。「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えながら、お堂の中を歩くのです。「一体どれくらいの時間、期間歩き続けるのだと思いますか」と案内のお坊さんが問います。「1日ですか?1週間?」「イヤもうちょっと」「1ヵ月?」「イヤもうちょっと」「えっ?」「90日間です」「その期間、トイレと食事と沐浴だけが許され、あとは歩き続けます」「眠らないのですか」「眠っているかもしれません。でも横になることはありません」「どうなるのですか」「一生懸命称えているうちに阿弥陀如来のお姿が見えてくるのです」「ああ、そうなんですか」・・・ そんなやりとりの末に「実際にやってごらんになりますか」と勧められて、二人は「なーーーーーむーーーーー」と一音一音を長く延ばしながらお念仏を称え歩き始めました。お念仏を声に出して称えるお二人の姿に感動したのです。決して不真面目な茶化すような態度ではなく、真剣に体験する姿に。


178号 感話:ブラタモリの比叡山延暦寺  このあとで12年間山に籠もって下界との接点を断ち切る修行を終えたお坊さんも加わり、比叡山で今も続く修行の一端が紹介されました。このような修行をすることにどんな意味があるのですかと、思わず尋ねたくなります。
 親鸞聖人は20年間この比叡山で学び修行されました。結果としては山を下り、法然上人との出遇いによって比叡山での修行とは違うお念仏の道を歩まれたことになりますが、それでは比叡山での修行が無駄な時間であったということでしょうか。そんなはずはありません。比叡山のこと、鎌倉時代の新仏教エリートたちを生み出した比叡山延暦寺のスーパーパワーについてもう少し勉強したくなりました。合掌

写真は平成29年3月 伝灯奉告法要元上組団体参拝のときの比叡山、琵琶湖のものです。


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