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第102号 感話:み名を称える [ 平成25年6月7日 ]

 衣替え

第102号 感話:み名を称える  衣替えの6月です。今年初めて半袖ポロシャツの夏仕様で机に向かっています。田んぼには水がたたえられ、田植えが終わったばかりと思っていた早苗ももうしっかりと根付いて日ごとに丈を伸ばしています。夏衣になるとこころも軽くなる気がしませんか。そんな気分で過ごしましょう。
 6月は行事、催し物がいくつかあります。どうぞご参加ください。どうぞ応援してください。


 写真は5月上旬のものです。参道横のサツキの花がきれいに咲きました。白がきれいでした。


新潟親鸞学会 今井雅晴先生 特別講演

第102号 感話:み名を称える 新潟親鸞学会 今井雅晴先生 特別講演
「親鸞−越後、および越後から関東へ−」
日時:6月6日(木)午後1時〜
会場:MEDIA SHIP日報ホール(新潟市万代)
参加費:会員外の参加も可能です;500円

紙面の「てらだより」では上記の案内をいたしましたが、昨日、多数の方々の聴講をいただいて盛会となりました。
6月7日の新潟日報にその記事が載っていました。

親鸞聖人流罪のとらえ方、見方について
「ひどい目にあった」ではなく「流罪によって越後や関東の人々に念仏のみ教えを伝えることができた」と考えることが大切。

 大きく頷いてお聞きしました。


催しのご案内

第102号 感話:み名を称える 第13回元上組さわやか講話会
日時:6月16日(日)午後2時〜
会場:専徳寺(下条町)
講師:安原 晃 先生(来迎寺安浄寺住職)
   前真宗大谷派宗務総長
”ただ念仏のみぞ まこと”ということ



長岡市手話サークル40周年感謝の集い
〜金子みすゞコンサート〜
日時:6月26日(水)1時〜3時30分
会場:アオーレ長岡 交流ホールA
出演:山?浩さん 沼田秀美さん
前川保育園園児が「私と小鳥と鈴と」を
手話をつけて歌います。応援してください。


感話 み名を称える

第102号 感話:み名を称える  ご門主様が来年の6月にご退任されるのを機に発刊された冊子「浄土真宗のこれから」(平成25年4月築地本願寺刊)にこんなことが書かれていました;お寺にお参りする機会があったら「南無阿弥陀仏」と声に出して称えるという形を身につけていただきたい。今は本当にお念仏の声が聞こえなくなっていますと。
 浄土真宗の生活信条の第一条は、
「み仏の誓いを信じ、尊いみ名を称えつつ 強く明るく生き抜きます」
 とあります。み名を称えることの意味を考えてみましょう。「称える」は、「たたえる」とも読むことができます。称えることは「讃える」ことでもあるのです。
 保育園の子どもたちと一緒にお参りするとき、阿弥陀さまに向かって手を合わせ「ナモアミダブツ」とはっきり称えます。大人のお念仏「なまんだぶ」あるいは「なんまんだぶ」は何故か子どもが真似しにくいのです。あるとき「ナモアミダブツ」とはっきり言うと、子どもたちも大きな声で真似してくれました。今、これを3度繰り返すお念仏が子どもたちに定着しています。


第102号 感話:み名を称える  5月21日は「降誕会」といって親鸞聖人のお誕生日です。保育園でもお御堂でお参りをしました。子どもたちに「ナモアミダブツ」は阿弥陀さまのお名前を呼んでいるんだよと説明しました。「自分の名前を呼ばれるとうれしい?」と尋ねると大きく頷きます。名前を呼ぶこと、呼ばれることは、特別なことだと子どもたちにも分かります。名前を呼ぶという行為は呼びかけたり、頼み事をするときにしますが、ただ名前を呼びたいという思いで呼ぶことがあります。
「おかあさん なあに おかあさんって いいにおい
 せんたくしていた においでしょ しゃぼんのあわの においでしょ」 
この歌はそんな思いの歌です(「おかあさん」:田中ナナ作詞)。
「おかあさん」
「なあに」
「ウン、ただ呼んでみたかっただけ」。
 こんな会話はステキです。子どもができて、親となって、「おかあさん」と呼ばれてはじめて母親になったよろこびがこみ上げてきます。子どもはいつしか自分の名前に親の思いがいっぱい込められていることに気付きます。


第102号 感話:み名を称える  「名前を呼ぶ」という行為は、ひとの名を発するだけでワクワクドキドキする感情が生じます。
 中学1年の冬のこと。雪が積もったばかりの時でした。カセンドテの手前に広がる田んぼの上で、好きになった子の名前を長靴で雪を踏んで大きな字で描いたことがありました。カセンドテにのぼり小さな声で名を呼んで、急いで踏み消しました。
 お念仏は仏さまを念ずること、頭に思うことですが、声に出して称えることよって自分の耳に届けられるのです。「南無阿弥陀仏」という仏さまは、私が願うに先立って、仏さまの側から私のしあわせを願って下さっているのです。振り返ってみると、私たちは自分の思い通りにならぬことで不満を募らせ、他人と比較して卑下したりします。阿弥陀さまは「この私のままでいいよ」とあるがままで認めて下さっているのです。私たちは、親しみを込めて阿弥陀さまのお名前をお呼びして、お徳を讃えたいと思います。合掌


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