浄土真宗本願寺派 託念寺のホームページ

浄土真宗本願寺派 託念寺

 平成20年11月号  通巻第47号 [ 平成20年10月31日 ]

11月の法語 「弥陀の本願信ずべし」 法語カレンダー

 平成20年11月号  通巻第47号  ホームページ版第1号です。

 季節は年々歳々忘れないで巡ってきます。境内のケヤキの葉っぱは上の方から赤く色づいて、毎日のように落ち葉を散らします。まぶしい新緑を楽しませてもらったばかりなのに時の過ぎるのが早いです。今年も北風の音を聞いて、私の口からは「恋人よ」の歌詞が漏れています。
 今月28日は託念寺の永代経報恩講がつとめられます。親鸞さまのご遺徳を偲ぶとともに、亡くなられ今は仏様になられたお身内の方々のお徳を偲ぶ一日にしたいと思います。お誘い合わせの上お参りください。暖かくしてお待ちしています。


新潟日報連載小説「親鸞」

 平成20年11月号  通巻第47号  9月1日から新潟日報はじめ全国27の地方紙で連載がはじまりました。作者は五木寛之さん。新潟別院からも各寺院宛に購読を呼びかけるお手紙が届けられました。私の父は連載がはじまるとさっそく切り抜きスクラップをはじめました。実にきまじめで丁寧です。A3の用紙にきちんと貼り付けてあります。私も「是非」と意気込んだのでしたが、3日で途切れてしまいました。10月に入り日曜法座のお茶の場でこの連載のことが話題になりました。「私も切り抜き保管している」「私はこの連載を読むことから一日がはじまる」等々。ひとさまにそのように言われて急に大事なものを取りこぼしているような気持ちになり、父のスクラップを今度は私用にコピーさせてもらって読み始めました。今57回まで進んでいます。作者の力の入れようが感じられます。
 これから読みたいと思われる方はスクラップをお貸しいたします。そのうち本となって出版されるのは間違いありませんが、新聞の連載は五木寛之さんと一緒に親鸞聖人を追い慕う気分になります。ドキドキもします。ドキュメンタリーではなく小説ですから、これまで聞いたこともない世界に引き込まれています。愛読者のTさんは「毎日の挿絵も楽しみにしています」とおっしゃられました。私も共感しています。


託念寺ホームページ開設のお知らせ

 平成20年11月号  通巻第47号  11月1日から託念寺のホームページがインターネットで見られます。内容は託念てらだよりが中心です。毎月てらだよりとその月の行事予定を更新します。写真は配布するてらだよりより多く掲載しますので、遠くにお住まいの方は寺周辺の今を味わってください。またご意見・お問い合わせも受けられるようにしましたのでご利用くださると有り難いです。
 URL(ホームページアドレス)  http://www.maekawahoikuen.com/takunenji/
 そのうちに「託念寺」と検索するとヒットできるようになります。


感話 仏さまのおかげ

 平成20年11月号  通巻第47号  小千谷市片貝町に正順寺様があります。ご住職は西脇法英さんです。仏法から仏事作法までいろんなことを教えてくださる先輩ご住職です。先般ファクスで、「浄土真宗の要(かなめ)はこれだと思います」と言って大乗(本願寺月刊誌)に掲載された次の記事を紹介してくださいました;
 昭和58年7月に山陰地方に大雨があり、大水害に見舞われました。そのとき大きな被害を受けられたご寺院でのお話しです。本堂に多くの人が避難していました。しかし河川からあふれた濁流が寺に迫ってきたので、避難されていた方が慌てて腰まで水につかりながらも庫裏(くり)に移動したのだそうです。全員が移動を終えた直後本堂は裏山に呑み込まれて全壊しました。ご本尊様さえ避難できなかったのに幸いに一人の死傷者も出さずに済んで、多くの人たちから異口同音に「助かってよかった。仏さまのおかげですね」と喜び合われました。このお話をご住職が恩師の和(わ)上(じょう)さまにされました。和上さまは微笑みながらも「助かってほんとによかったね。でも、もし君があのとき、本堂の下敷きになって死んでいても仏さまのおかげなんですよ」とひと言、おっしゃられたのだそうです(大乗2008年6月号pp52-53武田晋著 筆者内容要約)。
 ちょっとハッとしますね。大天災を持ち出さなくとも、日常的にこのような「仏さまのおかげ」を口にしています。事故等に巻き込まれても大事に至らなかったときや、一生懸命努力して入試に合格したときなどホントにそのように思って手を合わせます。これは非難されることでもありませんが、でも実際に被災して亡くなった時に、「あの人には仏さまのご加護がなかったから命を落とすことになった」とは言わないでしょう。仏さまはそんなレベルで人を救おうとされているわけではありません。良寛さまが180年前、三条地震のとき知人に書かれたお見舞い状に 「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 死ぬ時節には死ぬがよく候 是はこれ災難をのがるる妙法にて候」 と記され、よく知られています。仏さまが自分だけを特別扱いして助けてくださるような存在であったら却(かえ)って信用できないように思いますが、いかがですか。合掌


スナップ写真 恵以真会研修旅行 富山善巧寺さま 訪問

 平成20年11月号  通巻第47号


スナップ写真 6月 初参式 大集合写真(大乗9月号掲載)

 平成20年11月号  通巻第47号


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