豊かな自然に恵まれた前川こども園

保育だより「れんげ」

前川こども園

★ おやくそくやルールの大切さを知り、一緒に遊ぶ楽しさを味わう  [ 令和5年2月 ]

自分の中にいる鬼を追い出せたかな?

 2月3日は節分。前川こども園にも赤鬼さんと青鬼さんがやってきました。「悪い子はいないか~?」・・・「おこりんぼ鬼」「イヤイヤ鬼」「泣き虫鬼」「いじわる鬼」・・・自分の中にはいろんな鬼がいるね。そんな鬼をやっつけろ!とばかり、赤鬼さん青鬼さんに豆(子どもたちが新聞紙で作った小さな玉)を投げました。「まいった!」と鬼さんは逃げていき、自分の中の鬼を見事退治できました!!
 そして立春。まだ寒い日は続きますが、日はだいぶ長くなりました。日差しも強くなりました。春はもうじきです!


雪遊び楽しみました

 子どもたちは雪遊びも大いに楽しみました。中庭ではズボッズボッと足を取られながら走り回ったり、西側の田んぼでは「凍(し)み渡り」を体験しました。雪の上を走れるなんて、不思議だね。片桐さんの雪だるまも大・大人気です!
 雪遊びに行くために、その都度子どもたちは身支度を自分でします。上着のファスナーをしめ、帽子をかぶって、手袋をつけて、長靴をはく。これを繰り返し行うことで、一人一人が上手に早くできるようになりました。やりたいことがあれば、それに向けてみんな頑張れるんですね。
 ちゅうりっぷ組は今日からポシェット。子どもたちとても張り切っていましたよ。


共命の鳥(ぐみょうのとり)のお話

 「子ども報恩講」で見せてもらったお話から1つ。おうちえんにもアップされていたので再度紹介します;共命の鳥(ぐみょうのとり):2つの頭を持つ鳥がいた。些細なことでケンカして、一方が毒の実を食べさせた。毒を食べた方は苦しがり、それを見てもう一方は「いい気味だ」と喜んだ。が、それも束の間。からだ中に毒が回り、両方とも死んでしまった。
 お釈迦様は子どもたちに諭(さと)します;すべての生きものはみな、共につながり合って生きている。相手を滅ぼせば自分もまた滅びてしまう。自分だけが偉いと思って相手を傷つけてはならぬ。相手を思いやり、いたわり合わねばならぬ。


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