今日は春らしいポカポカ陽気になりました。保育園の玄関に子どもたちの元気な声が響いています。「おはようございま〜す!」「行ってらっしゃ〜い!」さくら組のあいさつ当番の子どもたちです。気持ちがいいですね、元気なあいさつは。こちらの気持ちまで明るくなって「さぁ、頑張ろう!!」と元気になります。さくら組さん、ありがとう。
お別れ会が終わり、今日は入園をお祝いする会。そしていよいよ修了や卒園の時が迫ってきました。最近の子どもたちを見ていると「大きくなったなぁ」「頼もしくなったなぁ」と嬉しくなります。からだも心も一回りも二回りも強く大きくなりました。子どもたち自身も「○○組になるんだから頑張ろう」「○○組になったらこんなことするんだよね」と進級を楽しみにしています。また卒園するさくら組の子どもたちも、最後の保育園生活を惜しむかのように、お友達同士でじゃれあい、年下の子どもたちには優しさを発揮しています。
さくら組さん、みなさんが卒園してしまったら寂しくなるよ!今までたくさん遊んでくれてありがとうございました。優しく教えてくれてありがとうございました。みなさんのこと、忘れません。
さくら組の祖父母の方々においでいただき、「さくら組の思い出」発表を見ていただきました。小さな頃の写真や、今の成長したお孫さんの姿を見て、涙をぬぐっておられました。「よくぞここまで元気に大きくなってくれたね」という喜びの涙だと思いました。おじいさんおばあさん、今まで子どもたちを温かいまなざしで見ていてくださってありがとうございました。これからも応援してくださいね。
それから、さくら組さんから保育園にプレゼントがありました。お釈迦様のお誕生日をお祝いする『はなまつり』に使う“花(はな)御堂(みどう)”です。花御堂をきれいなお花で華やかに飾ってくれました。甘茶かけが楽しくなります。大切に使いますね。さくら組さん、ありがとうございました。
お楽しみバイキングは子どもたちも喜んでくれました。おなかいっぱいいただきました。「食べ物のいのちをもらってありがとうございました」!
役員の皆様には今年1年ありがとうございました。運動会のリハーサルでは、子どもたちのお父さんお母さん役になって、それこそ何回も走ったりおんぶしたりで大活躍していただきました。お陰様で、職員が少ない中、リハーサルを有効に行うことができました。感謝です。そしてもちろん本番でも。
あとは卒園式の役割が残っています。どうぞよろしくお願いいたします。
まどみちおさんの歌です。
ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね
そうよ かあさんも ながいのよ
ぞうさん ぞうさん だれが すきなの
あのね かあさんが すきなのよ
「ぞうさん ぞうさん、なんで君の鼻はそんなに長いんだい?」
「長くて何が悪いの?ぼくの大好きな母さんだって長いんだよ。素敵だろう!」
この歌に込められた「みんなちがって みんないい」の思想を、「ぞうさん」を歌うたびに味わっていきたいと思います。
子どもたちはお当番活動が大好きです。張り切ってやってくれます。「自分がおともだちの役に立っている、そしてそれを褒めてもらえる」ということは嬉しいことですね。
この1年間、「4つのおやくそく」を基本にまことの保育を実践してきました。
●ほとけさまをおがみます ●ありがとうといいます
●おはなしをよくききます ●みんななかよくします
ひとりひとりの身について、みんながなかよくできる世界が創れたらいいなと思います。みんな「仏の子」です。