毎日暑いですね。9月になってもなかなか暑さは衰えません。それでも子どもたちは意外に元気に登園してくれているので、ホッとします。
この暑さでしたので、子どもたちはプール遊びをとても喜んでいました。今井裕子先生に指導していただいたのをきっかけにして、ビート板の使い方が上手になったり水をこわがらずに潜れるようになった子どももいました。水着に着替えようと一生懸命頑張る姿もありました。小さな子どもたちも小さなプールで水遊びを楽しみました。プールが終わると、どの子もすっきりした涼しげな顔になっていました。
ほかにもエアコンの調節をこまめにしたり、水分を上手に取ったりして、食欲も落ちることなく、お昼寝もいつもどおりにすることができました。子どもたちの元気に拍手です!
今週からは運動会に向けて活動を始めました。体調を崩さないように気をつけて、楽しい運動会を迎えましょう。さて、今年のテーマは「世界を見てみよう」。今年はサッカーのワールドカップがあったり、上海で世界万博があったりして、子どもの目にもいろいろな国の「人」や「ことば」や「風物」が写ったのではないでしょうか?どんな世界が登場するか、お楽しみに!
役員のみなさんには、クラスの親子競技を決めたり、ポスターの色塗りを手伝っていただきました。運動会当日は用具の係としてお手伝いいただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
*写真は運動会の練習ではありません。水浴びのために紙おむつになったところです。裸の開放感でしょうか、うれしそうに走り回りました。
昨日長岡市花いっぱいコンクールから結果がきました。なんと昨年に引き続き優秀賞をいただきました。年長さんを中心に子どもたちが大事に世話してくれたのと、お家の方も興味を持って花に声がけしてくださっていた賜(たまもの)だと思います。地域の方にもご協力いただきました。有り難うございました。
ちなみに小学校の部の最優秀賞は昨年に引き続き前川小学校です。スゴイですね。
今月のないおんの2面は藤本明美先生の「夫婦で『ありがとう』って言ってる?」です。先生主宰の広場に子育て中のお母さんたちが集まっていろいろおしゃべりする中で、たくさんの発見、自分の振り返りをすることができる、と先生は言っておられます。子育てのいろいろな大変さも、ダンナサンや友だちと共感できるものであれば、大変さ半分喜び2倍ということになるでしょう。その中でお互いに「ありがとう」という言葉が伝え合えたらいいですね。まずは自分の方から言ってみること。それが大事なようですよ。
星野富弘さんの『山の向こうの美術館』(2005年偕成社)という本を読んでいて、心に残る文章に出会いました。「心の宝石」というタイトルです。ご紹介します。
心の宝石
隣の組との紛争は絶えることなく続いていた。それがある日、きれいにおさまってしまった。
私が出た小学校の1学年は2クラスで、1組と2組がいつも敵対心を燃やし争っていた。
争いの元は毎日の掃除だった。教室が隣同士だから、当然廊下も続いており、廊下のゴミを互いに廊下に掃き出し、出された方が、倍にして返してよこす、と言う他愛(たあい)もない紛争なのだ。
しかしそれが1年生の時から、毎日飽きることもなく続き、半分は遊びなのだが、時には、箒(ほうき)でたたきあうまでエスカレートすることもあった。
ところが5年生の新学期が始まって幾日も経たないある日突然、2組の連中が、私たち1組の廊下まで1メートル余分に掃除を始めたのだ。最初は何がなんだか分からないで笑いながら見ていたが、2組の掃除は次の日も次の日も続いた。
私は「負けた」と思った。力でもなく、言葉にも出来ない、とてつもなく大きな「何か」に、完璧(かんぺき)に負けたと思った。
あれから何十年も経つが、あの時の負けた体験は、いまでは、私の心の中の輝く宝石である。
9月2日に避難訓練を行いました。今月は火事を想定しての避難訓練でした。炎天下でしたが、子どもたちが真剣に取り組みました。毎年長岡消防署のご協力でポンプ車付き消防車がきてくれて、避難訓練ができたご褒美に消防車に乗せてもらったり、実際に放水をしてもらって子どもたちは大喜びです。
今月のスナップ写真はそのときのものをいくつか貼り付けました。