豊かな自然に恵まれた前川こども園

保育だより「れんげ」

前川こども園

★ 平成22年8月号 まことの保育:反 省 〜すみません〜 [ 平成22年8月2日 ]

毎日猛暑

平成22年8月号 まことの保育:反 省 〜すみません〜  毎日暑いですね。30℃を超える日が何日も続いていて、夜も寝苦しくて、疲れがたまっていませんか。子どもたちも今週に入って発熱による欠席が多くなりました。小さな子ほど体温調節が難しいのでしょう。ゆっくり休息をとってほしいと思います。登園している子どもたちは、元気にプール遊びを楽しんでいます。また、エアコンを上手に使って、食欲が落ちないように、ゆっくりお昼寝ができるように、心を配っています。規則正しい生活をこころがけて、この猛暑を乗り切りましょう。


楽しいな プール遊び

平成22年8月号 まことの保育:反 省 〜すみません〜  7月13日(火)にプール開きがありました。その日はあいにくの雨降りで気温も低かったため、おゆうぎ場で魚釣りゲームなどをして楽しみました。好きな色のヨーヨーももらって、嬉しかったね。
 その後は暑い日が続くので、プール遊びが大人気。大きいプールで思い切り水しぶきをあげる子どももいれば、水がちょっと苦手で小さなプールで水鉄砲に興(きょう)じる子どももいます。どの子の笑顔も、まぶしい太陽の下で輝いて見えます。頑張れ、子どもたち!


♪ピンポンパンポーン♪♪

平成22年8月号 まことの保育:反 省 〜すみません〜  お昼近くになると、さくら組さんが事務室にやって来て、園内放送をしてくれます。『♪ピンポンパンポーン♪今日の給食に入っているきゅうりは保育園でとれたきゅうりです。おいしいですから、残さないで食べてください。♪ピンポンパンポーン♪』この放送が子どもたちは大好きです。野菜がちょっと苦手でも、この放送に励まされて「ちょっと食べてみようかな」という子どもたちも多いはず。さくら組さん、ステキなプレゼントをありがとう。
保育園の『のびのびばたけ』から収穫する野菜の量も、最近は大したものです。篭(かご)いっぱいになります。今年初めて挑戦したオクラも収穫できました。えだまめもこの間収穫したんですよ。子どもたちが一つ一つ鞘(さや)をもいでくれて、おやつにいただきました。甘くておいしかったです。


長岡まつりですね

平成22年8月号 まことの保育:反 省 〜すみません〜  8月2日3日は長岡まつり。今年はどんな大花火が見られるか、楽しみですね。この長岡まつりがなぜ始まったか、みなさんはご存じですか?
 65年前の8月1日、長岡に空襲があったことはご存じですか?8月
1日夜、上空におびただしい数のB29が来襲し、10時26分から1時間40分もの間市街地を爆撃したそうです。市街地の8割が焼け野原と変貌(へんぼう)し、燃える炎の中に1,480名の尊い命が失われました。見渡す限りが悪夢のような惨状だったといいます。
 それから1年後の昭和21年8月1日。長岡の街(まち)の再建と空襲犠牲者の追悼を目的として開催されたのが、長岡まつりの前身である「長岡復興祭」だそうです。この祭りによって長岡市民は励まされました。みなが固く手を取り合い、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神をもって、街(まち)の復興に臨みました。
 こんな話も聞きました。『花火の炸裂(さくれつ)する音を聞き、夜空に閃光(せんこう)する火花を見ると、長岡空襲を思い出してしまいます。長岡空襲でわたしの家族は焼死しました。その家族のことが思い出されて、とても長岡花火を見ることができないのです。』
 このことを知ってからは、花火を楽しむ一方で、長岡空襲のことも忘れてはいけないと思うようになりました。私たちが体験していない戦争というものを、私たちの子どもや孫にどのように伝えていけばよいのでしょう。難しいけれど、でも伝えていかなければならないことですよね。


今月のまことの保育  反 省 〜すみません〜

平成22年8月号 まことの保育:反 省 〜すみません〜  「今日はどんな一日だったろう」と自分を振り返った時、いたらない自分の姿が見えてきます。自分中心のものの見方に偏(かたよ)っていることに気づかされます。金子みすずの次の詩2編は「相手の立場に立ってものを見る」ことを教えてくれます。

 雀(すずめ)のかあさん
 子供が 子雀 つかまえた。
 その子の かあさん 笑ってた。
 雀の かあさん それみてた。
 お屋根で 鳴かずに それ見てた。

 大漁(たいりょう) 
 朝焼(あさやけ)小焼(こやけ)だ 大漁だ
 おおばいわしの 大漁だ
 浜は祭りの ようだけど 
 海のなかでは 何万の 
 いわしのとむらい するだろう



オクラの花

平成22年8月号 まことの保育:反 省 〜すみません〜 今年の園庭には新しい野菜作りの試みが見られます。
オクラの栽培は初めてでした。オクラの花を見るのも初めて子どもたちが多いでしょう。


過去記事一覧