日本サッカーは頑張ってくれましたね。次の日の仕事を気にしながら、対パラグアイ戦をテレビ観戦された方も多かったのではないでしょうか。PKまでもつれこんで残念ながら負けてしまいましたが、チームが心をひとつにして頑張っている様子が伝わってきて、「よくぞここまでやってくれた!」という思いの方が強かったです。4年に1度のワールドカップ、十分に楽しませてもらいました。
さて、日本列島は梅雨のまっただ中。蒸し暑い日が続いていますが、子どもたちは元気ですね。汗びっしょりになって走り回っています。小さな子どもたちの欠席も6月中旬以降はぐんと少なくなりました。ホッとしています。
玄関前には七夕の笹に、色とりどりの短冊や飾りが付けられました。子どもたちやお家の方のいろいろな願いがどうぞ叶いますように。そして私たちの願いは「子どもたちが元気に保育園に来れますように」。疲れをためないように、食欲が落ちないように、子どもたちをみていきましょう。どうぞよろしくお願いします。
子どもたちは長靴が大好きですね。「先生、見て、今日これ履いてきたの!」と嬉しそうに長靴を見せてくれます。かわいい長靴を履いて水たまりに入るのが大好きです。『ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン』は雨の日の子どもたちの嬉しさを歌っているのですね。
副園長先生がお集まりで、『あめふり』の話をしてくれました。『きみきみ このかさ さしたまえ』と副園長先生が言うと、その大人びた表現に子どもたちは笑いました。傘を貸してあげた喜び、自分はお母さんと同じ傘に入ってお母さんと一緒に帰る喜びが、子どもたちに伝わったようでした。「相合い傘は『二人で濡(ぬ)れないようにしましょう』ではなくて『二人で濡(ぬ)れていきましょう』ということなんだよ。」と副園長先生は話しました。なるほど、たとえ濡(ぬ)れたって、それ以上に、一緒の傘の下に二人で入っているということが嬉しいんだ・・・と、そのうち子どもたちは分かってくれるでしょうか。
さくら組が園庭の畑に野菜を育てています。ミニトマト・きゅうり・なす・ピーマン。そして今年初めてオクラとつるありいんげんにも挑戦しました。先生方や通園バスの片桐さんにも手伝っていただいて、ずいぶん生き生きと育っています。
そして6月中旬、ついにきゅうりを初収穫しました。「初物」です。まず仏さまにおあげして「こんな見事なきゅうりがとれました。有り難うございました。」と手を合わせました。そしていただいたそのお味は?・・・おいしかったね。きゅうりの香りがいっぱいしました。自分たちが育てたきゅうりは特別だね。
今日現在できゅうり9本、ミニトマト3個の収穫がありました。これからが楽しみですね。さくら組さん、お世話をよろしくお願いします。
文字どおり「仏さまの光に照らされて育つ」ということです。私たちは目に見えないいろいろな人やもののお陰で生かされています。
保育参観で副園長がお話しさせていただきました。大平光代さんの例を挙げました。「非行に走った子どもに『自分の腕をつねってごらん。痛いやろ。相手も同じように痛いんよ。』と諭(さと)すと、昔の子どもは『わかった』と言ったけれど、今は『自分は痛いけど、相手のことは知らん』と言う子どもが増えた」と。自分が痛いことは他人(ひと)にしない、他人(ひと)が痛がっていたら傍(そば)に寄って「大丈夫?」と声をかける。それだけで相手はなぐさめられ、痛みは和(やわ)らぐことでしょう。
子どもたちは保育園での係(かか)わりのなかで、自分の痛みを経験し、相手の痛みも想像できるようになっていきます。お友だちの優しさにも気づきます。相手の思いを知り、お互いに思いやれる子どもたちに育っていってほしいと思います。
新聞へのこんな投書(朝日6月)がありました。14才の女子中学生。みんな一生懸命生きています。
ふたば組(0歳児、1歳児)の朝自由遊び。絵本が大好きです。絵本の中のポーズを一緒にやっています。
園庭のお花を子どもたち、先生方が一生懸命世話をしてくれています。花も野菜もみな生き物です。手をかければきれいに育ちます。