豊かな自然に恵まれた前川こども園

保育だより「れんげ」

前川こども園

★ 21年5月号 [ 平成21年5月12日 ]

連休はいかがでしたか

21年5月号  大型連休はいかがお過ごしだったでしょうか。ETCを付けた車の高速道路代はどこまで行っても1000円ということで、遠出を楽しんだ方もおられたでしょう。一方で、連休中は熱を出してどこにも行けませんでしたというお家の方もおられました。楽しみにしておられたでしょうに、残念でしたね。それでも、連休明けに元気に保育園に来てくれた子どもたちは笑顔全開で、さらにパワーアップしたように見えました。ただ連休明けから嘔吐・下痢の子どもが目立ち始めました。感染力が強い症状なので、早めに受診されることをお勧めいたします。手洗いもしっかりやりましょう。
 さて、保育活動もこれからが本番。今週から個別懇談会も始まりました。お子さんのすこやかな育ちのために、お家の方と保育園とが一体になって取り組めるように、忌憚(きたん)のない意見交換ができればよいと思います。担任との心理的な距離もぜひ縮(ちぢ)めてください。よろしくお願いいたします。

写真は4月の誕生会 いつも先生の演し物にくぎづけです。


孫にヒヤッ!

21年5月号  私事ですが・・・連休中は孫が来ました。久しぶりに会う孫は大きくなって、ずいぶんおしゃべりもできるようになっていました。母親にべったりだったのが、今回はずいぶん「ばば」や「じじ」と遊んでくれました。園庭に泳ぐこいのぼりを見て♪♪屋根より高いこいのぼり〜♪♪らしき歌を歌い、大きなジョロを持って花の水やりも一緒にしました。園庭の遊具も気に入って何回も上(のぼ)っては下(お)りしていました。足元もずいぶんしっかりしてきて、草の上を走り回りました。孫はかわいいものです。
 その孫が2日目の朝に一時行方不明になりました。大あわてで探しましたが、どこにもいません。裏の通りの用水路に落ちてしまったのではないかと青くなりました。そこに天の声。「ここにいますよ〜!」。近所の若いお母さん達が孫を抱いて連れてきてくださいました。泣いて歩いていた孫を保護してくださったとのこと。本当にホッとしました。本当に有り難かったです。地域力に感謝です。
 ちょっとしたスキに外に出て行ってしまったのでしょう。いつも注意を細心(さいしん)にして子どもを見ていかなければならないと、あらためて思いました。
 ヒヤッといっぱいさせられたけれど、孫と過ごした楽しい連休でした。


 「お母さん ありがとう」

21年5月号 お子さんはそう言って母の日のプレゼントを渡せたでしょうか?そう言われたお母さんは嬉しかったでしょうね!子どもたちはお母さんが大好きです。どんなに叱られてもお母さんが一番いいんです。子育ては本当に大変ですが、お子さん達の熱い視線を感じながら、どうぞ頑張ってくださいね。


いよいよ始まります

21年5月号 体操教室:今井裕子先生にご指導いただきます。汗をかくって気持ちいい!きびきび体を動かして、いい汗をいっぱいかこう。今井先生の元気ももらっちゃおうね。
音楽教室:高橋公子先生にご指導いただきます。さくら組は自分のピアニカを持って誇らしそう。どんな音がでるかな?楽しみだね。うめ組たんぽぽ組もいろいろな歌や楽器を楽しみましょう。
園庭の畑:さくら組がじゃがいも、きゅうり、ミニトマト、ピーマン、なすを植えました。近々かぼちゃも植える予定です。昨年よりさらに種類を増やして挑戦です。地域の吉原勉さんや小林義彦さんが畑の先生として指導してくださっています。どんな葉っぱが出るか、花をつけるか、どんなふうに実がつくか、どんなに美味しいか、子どもたちと観察していきたいと思います。お家の方ものぞいてみてくださいね。
花いっぱい:今年もコンクールに参加します。子どもたちと楽しみながら花を育てていきたいです。きれいな花を咲かせるには日々の世話が欠かせません。根気強くできるかな?花や野菜のいのちをあずかったのだから、さくら組を中心に、皆さん頼みましたよ。


今月のまことの保育  讃嘆〜敬います〜

21年5月号 お互いがお互いを大事にすること、それが敬うことだと思います。ほとけ様にしっかり手を合わせること、先生の話をしっかり聞くこと、お友達に思いやりをもって仲良くすること、食べ物のいのちにしっかり手を合わせることなど、「相手を大事にすること」に気づいていきたいです。

素敵な詩に出合いました。≪四人家族になった日≫という詩です(石長孝二郎作 日本ダウン症協会会報より)。家族はもともとあるものではなく作っていくものだということをあらためて思います。悲しみや困難が多い分、それを乗り越えるために家族の絆(きずな)は深まるのかもしれません。コピーを添付します。声を出してご家族で読んでみてください。

写真は4月のお弁当デー
 「お母さんの作ってくれたお弁当おいしいよ」 


四人家族になった日

21年5月号
日本ダウン症協会会報「JDSニュース」2009年4月号に紹介されていました。「ダウン症の藍は、愛 −父の想いを詩にのせて」(エスコアール刊)」に載せられた詩です。一部分抜粋します。


娘が生まれた
顔を見た
胸がドキドキしてはりさけそうだ

(中略)

こんちくしょう こんちくしょう
どうしたんだ 僕の心
たのむ 僕の勇気よ 出て来い

(中略)

ぜったい死なせん ぜったい死なせん

心が奮い立った
僕の勇気がはじけだした
妻と僕が本当の親となった瞬間だった

そして僕らは四人家族となった
藍が生まれて二ヶ月もたっていた

(中略)

ああ 今日も
みんな元気だ
だから ぼくは もっともっと元気でいよう 


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