どんなお正月を過ごされましたか。
わが保育園は1月5日が保育始め。子どもたちの元気な笑い声が保育園に戻ってきました。みんないい顔をしています。お家の方とたくさん遊んだり満ち足りた時間をじゅうぶんに過ごしたのだろうと思いました。嬉しいことです。「お餅食べた!」「お年玉もらった!」「お出掛けした!」と元気いっぱいに話してくれました。楽しいことがたくさんあってよかったね。
さあ、保育園での生活がまた始まります。少し不規則になった生活を元に戻しましょう。元気に登園してお友達とたくさん遊びましょう。
これからの3か月は1年間のまとめの時期です。これまでの保育を振り返り、足りないところは修正していきます。お気づきのところは声をかけてください。保護者の方と同じ目線でお子さんを見ていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
お集まりで、ないおん1面の記事を子どもたちに紹介しました。
残ったいろがみ
かいの みさき(5才)
残ったいろがみは 汚(きたな)い色ばかりなの?
汚(きたな)い色なんてないよ
茶色はね 木になるし
こげ茶は 土でしょ
それから 黒は 夜空になって
花火とか 作れるやん ねっ
ぜ〜んぶ いいんだよ
茶色は茶色の役割、こげ茶はこげ茶の役割、黒は黒の役割がある。みんながそれぞれの役割をもっている。役に立たないものなんてないんだよ。
人も同じ。ある時は赤になり、黄色になり、水色になり、またある時は黒になり茶色になる。その時その時の役割があって、それをしっかり果たしていけばいいんだね。赤だからって有頂天にならず、黒だからって卑屈(ひくつ)にならず、自分の役割を考えよう。赤だけではつまらない。黒だけでもつまらない。いろんな色があるから綺麗(きれい)だし楽しい。自分は大事。人から大事にしてもらいたい。そう思ったら、他人も大事にしよう。握手してなかよくなろう。
『どの子も一人ひとりが大事』『どの子も自信を持って自分を輝かせ、同時に他の人の輝きも認める』これが我々の園の基本的な考え方です。『自分は大事にしてもらっている』『子どもたちは大事にしてもらっている』と、子どもたちやお家の方々が実感できるような保育園になるように、職員一同力を合わせて頑張ります。ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。
写真は、フォトレター写真「園長のか弱き膝に五人掛け」です。
園長の嬉しそうな悲鳴が聞こえてきそうです。
1月15日(木)に子ども報恩講(ほうおんこう)という仏教行事があります。親鸞様(しんらんさま)が私たちに伝えてくださったみ教えに感謝して、大きなお堂でお参りします。
親鸞様(しんらんさま)が伝えてくださっているのは例えばこんなことです:
○目には見えないけれど大いなるものが私たちを包んでくれています。安心ですね。○私たちは多くの人やもののお陰(かげ)で生かされています。感謝して一日一日を大事に生 きましょう。
○何度聞いてもなかなか変われないわが身です。正しい道を繰り返し繰り返し聞いて いきましょう。
○どれも平等ないのちです。それぞれのいのちを共(とも)に敬(うやま)って、人の ため社会のためにつくしましょう。
日常の保育活動を通して、子どもたちに少しずつでも伝わっていけばいいなと思っています。
12月26日(金)は子どもたちが大掃除をしてくれました。
ふたば組(0,1歳児)からさくら組(年長児)までぞうきんを持ってクラスのお部屋、遊技場、階段、廊下と一生懸命拭いてくれました。おうちではぞうきんがけをする機会が少なくなっているかもしれませんが、保育園ですれば積極的にしてくれます。集団の力でしょうか。この日はとても寒い日で窓の外では吹雪の悪天候でした。
ふたば組は0歳児、1歳児のクラスです。
写真は0歳児さんです。この時期になると0歳児といってもお誕生日が過ぎた子どもたちが多いのですが、それでも給食は手がかかります。一番小さい赤ちゃんがベッドで泣き出しました。先生がそのベッドをすぐ脇に引き寄せてあやしますが、泣きやみません。こんな時はおんぶしかありません。先生の背中のぬくもりで赤ちゃんがぴたりと泣きやみました。「背中がもっと欲しいです」と先生のことば。おんぶはすごい文化ですね。先生方に感謝です。
年末に積もった雪もお正月には解けて保育園が始まった5日には積雪が0cmになりました。この写真は8日(木)。朝から真っ青に晴れ上がりました。どのクラスも室内でじっとしておれません。それぞれに散歩に出かけました。写真は信濃川の土手にでかけたたんぽぽ組(3歳児)です。たんぼ道を走ったり歩いたりしてやってきました。長岡の1月にこんな晴天は貴重です。それも雪なしは珍しいことです。思う存分遊びました。
でも今(16日)はもう30cmくらいの雪に覆われています。